「あの子って空気読むよね」
それって褒め言葉…ですよね??
私、今まで、それを褒め言葉と思っていたんです。
でも、どうやらそれも、時と場合によるのかなって。。
えっ?それこそ空気読んで、早く内容を言えよって?
もう~、うちの夫みたいな事言わないで聞いて下さいよ~^^;
園長先生からの言葉
この間、幼稚園の父母総会があって出席したんです。
その時、最後に園長先生がママに向けてこんなお話をされました。
今はみんな”様子見”の世の中になりましたよね。
「まだ他の方がされてないから、もう少し待とう」とか。でも、ここの園の親御さん達は、モンテッソーリ教育を自ら選択して
そして、この園を選んで下さったのだから、変な遠慮はやめて、もっと
主体的になりましょうよ。それで何か問題が起きた時は、みんなで話し合って、その時々で
ベストな答えを出していけばいいじゃないですか。
その言葉を聞いて、私は咄嗟に心の中でこう思いました。
「あれ?”空気を読む”ことって必要なことじゃなかったの?」
私にとって”空気を読む”は必要なスキルだった
私は3人兄弟の末っ子として育ちました。
上の兄弟がする事を見て学び、見て育ちました。
”あぁ~あんな風にすると怒られるんだな”
”なるほど、こういう時はこう言った方が相手は喜ぶんだ”
など、必然的に「様子を見て」育つポジションだったんです。
だから、”空気を読むばかりじゃ自分がなくなってしまう”という事に薄々
気付いていた。とは言え、それを園長先生が言葉に出して言ってくれた事で、
どこか安心した気持ちもありました。タブーを破ってくれた…みたいな。
あえて”空気を読まない“事も必要
「空気読める」を自分の長所にあげたいくらい得意だったのに(笑)
周りに合わせるって安心するでしょ?みんなから「浮く」ような事をして
変に目立つのもイヤだし。私も含め、女って色々と面倒くさい生き物だし(笑)
でもそれは、無用な争いが起こるんじゃないか?それに自分が巻き込まれる
んじゃないか?と変に誤解して、無難な道を自ら選んでいただけの事。
コミュニケーションを出し惜しみしない
「やりたいこと」をやりたい。「やりたくないこと」はやりたくない。
それを自然と言える空気・環境を自ら作っていくのも大事。
「話し合い」を面倒な事と思わず、その時々でベストな答えを出すために
具体的に考え、行動する。それが自分の「生きる力」にも繋がっていく。
「私」を主語に話すことから始める
あなたが主語で始まる言葉より、「私」で始まるアイメッセージ。
●(あなた)そんな風に言うなんてひどい!
●そんな風に言われると私、傷つく。
「私」で始めると、相手の存在を非難しなくて済む。
「あなた」が主語だと、どうしても相手を攻めてしまう。
その行動や言動に傷ついただけ。あなたを嫌いになった訳じゃない。
お互いの自尊心を傷つけない為にも、これからは意識して「私」メッセージ
で話す。どうです?「今日から」一緒に、はじめてみませんか?^^
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